【<七夕の願い事>開催終了】
【<七夕の願い事>開催終了】
本格的な蝉しぐれが夏の訪れを感じる7月28日。
奈良市菩提山町の正暦寺さんへ、皆様からお預かりした願い事の短冊の奉納に行ってまいりました。
短冊は、約2週間という短い期間での募集でしたが、合計249名様の願い事が集まりました。
正暦寺さんは、奈良市東南の郊外の山間にある真言宗の寺院です。
菩提仙川のせせらぎを聞きながら、緑のトンネルとなった参道を進み、
橋を渡って山門をくぐりますと、福寿院客殿の入り口です。
国の重要文化財に指定されている福寿院には、京狩野3代目 狩野永納筆の襖絵が。
そして、鎌倉時代作の孔雀明王がいらっしゃいました。
仏様が孔雀の上に座ってらっしゃるお姿で、後背が孔雀の羽。
頭上の冠も華やかで、明王なのに穏やかなお顔のとても珍しい仏様でいらっしゃいます。
(堂内が撮影禁止でしたので、皆様にご覧いただけないのが非常に残念!)
こちらの孔雀明王さまへ、副住職の大原弘熙様により、特別にご祈願のお経を上げていただきました。
ご祈願いただいた短冊の「おたきあげ」は、後日、住職が責任をもってしてくださるとのことで、
お任せし、正暦寺を後にしました。
奈良へお越しの機会がございましたら、是非、正暦寺さんへもお参りくださいませ。
秋の錦(楓の紅葉)は必見ですよ。
以上をもちまして、<七夕の願い事>のレポートが終了となります。
最後までおつきあいいただき、誠にありがとうございました。
七夕の願い事を通してご縁を頂いた皆様に、心より感謝申し上げます。
菊水楼スタッフ一同