古都奈良を舞台に ~四季を感じる結婚式~
2020.10.31 SHUN & IKUMI
Concept
大切にしている想い
コロナ禍ということもあり、当初の予定からゲストの人数を大幅に減らし、ご家族と少数のご友人のみの開催となりました。
そういった状況をマイナスに受け取らず前向きに向き合ってくださったおふたり。
少人数だからこそ「とことんリラックスした空間にしたい」というコンセプトのもと、たくさんのアイデアを形にされました。
ウェルカムペースには、おふたりとゲストとの思い出の写真を手にとれる形にし、ゆったりした空間で和やかに過ごせしていただけるよう
ウェルカムツリーやオリジナルのメッセージボードを配置。
披露宴でのおふたりのお席はソファー席。ゲストとの垣根をなくし、よりアットホームな雰囲気にされました。
紅葉が美しい奈良の風情の中、ゲストの方を想うおふたりのお気持ちが詰め込まれた素晴らしい結婚式となりました。
Dress & Make up
衣装・ヘアメイクへのこだわり
とっても仲良しのおふたり。ウェディングドレスは新郎様イチオシのお衣装にご決定なさったそうです。
会場を決定された理由の一つでもある「和な空間で洋装を身にまとうギャップ」が新鮮で、それが実現できてよかった!とのご感想を頂きました。
披露宴では紋付袴と色打掛へお色直し。おふたりで一緒に吟味されて決めた真っ赤な色打掛は会場の雰囲気と初秋の空気に非常に良くマッチしていました。
メイクは衣装と挙式披露宴に合わせて『シンプル、かわいく、かっこよく』がテーマ。
色打掛に合わせて目尻と唇に紅のポイントを入れてかわいさの中にもカッコよさを取り入れられました。
新郎様からもヘアメイクのご依頼を頂き、いつもに増して素敵に変身されました!
Ceremony
挙式への想い
和の風情が感じられる「大和音楽堂」をとても気にってくださり、この会場での挙式を楽しみにしてくださっていました。
お打ち合わせでお会いするおふたりは、いつも穏やかで和やか。お互いのことを深く思いやっておられることが伝わってきました。
厳かなキリスト教式での挙式当日は、いつもお会いする時よりも幾分緊張された面持ちで新郎様がご入場。
新婦様はお父様のエスコートでリラックスされて、にこやかにご入場。
窓から注ぐ柔らかな秋の光と古都奈良の自然に包まれて、永遠の愛を誓われました。
Reception
披露宴でのこだわり・大切にしたこと
おふたりのコンセプトである「ゲストの皆様にリラックスしていただける時間・空間づくり」をとても大切にされました。
ご披露宴当日に至るまで、お花、テーブルレイアウト、演出、お料理、ウェルカムスペースの飾りつけに至るまで非常に熱心に取り組んでくださいました。
ディズニーランドに思い出があるおふたり。
ウェルカムスペースにはおふたりの想い出が詰まったお揃いのお洋服も飾らせていただきました。
それを見たゲストの方は「わぁー」と歓声をあげられていたのが印象的でした。
おふたりのご結婚式は秋。その季節を感じていただけるようにと会場のお花も秋の雰囲気に合う暖色系に統一。
おふたりのこだわりがつまった暖かで柔らかな空間となりました。
ブーケ&ブートニアの季節感ある色彩も大変気に入ってくださり「アフターブーケ」として残すことにされたほど。
お料理は、今までのご参列経験で召し上がったことのない「和食」に魅力を感じてくださいました。
ゲストの皆様の思い出として、お料理の重要性が高いと考えておられたおふたり。
「絶対美味しいものを食べてもらいたい!」というご希望を叶えるべく、料理長ともお打ち合わせをさせていただきました。
おふたりの想いが詰まったお料理は、和食に慣れ親しんだ年上のご親族の方にも大変お喜び頂けました。
また、コロナ禍のご結婚式だからこそのおふたりの演出が光りました。
ファーストバイトでは、ソーシャルディスタンスを意識した長いスプーン『ソーシャルディスタンススプーン』を自作してくださいました!
コロナ禍を逆手に、演出として取り入れられた新郎様のアイディアにはただただ脱帽です。
新婦様をとても大切に想っていらっしゃる新郎様。
いそがしい準備の中で、新婦様へのサプライズとして双子のご兄弟と一緒に演奏をしてくださいました。
ゲストの方、そしてお互いへのお気持ちが詰まったおふたりらしい穏やかで優しさあふれるご結婚式となりました。