故郷奈良で過ごす、家族愛あふれる時間
2023.2.10 fidan + Miki
Concept
大切にしている想い
日本から遠く離れたロシアでプロのバレエダンサーとして活動する新婦様。
生まれ故郷である奈良で、大好きなおじいさま、おばあさま、そしてご両親に感謝の気持ちを伝えたい。
ロシアご出身の新郎様に生まれ育った街を、日本の美しい文化をお見せしたいという思いから、菊水楼を大切な一日の場としてお選びいただきました。
Dress & Make Up
衣装・メイクへのこだわり
白無垢に文金高島田。新婦お母様が、娘さんが嫁ぐ時には必ずしてほしかった花嫁姿でした。
お支度の仕上げの紅差しの儀。お母様は感極まられ涙され、母娘の愛情の深さを感じる温かい時間となりました。
お色直しではスレンダーなウェディングドレスをチョイス。
バレエダンサーでスタイル抜群の新婦様によくお似合いでした。ヘアスタイルもダウンヘアにチェンジし、清らかなまとめ髪から華やかな印象に。
Ceremony
挙式への想い
日本古来の厳かな神前式を新郎様に味わってほしいと、新婦様が幼い頃からご縁のある春日大社で式を挙げられました。
また、挙式前にはご家族だけで「答え合わせの時間」をつくりました。10代でロシアにバレエ留学した新婦様。
一人娘である新婦様にとって、ご自身の夢に向かって進むことは、もちろん正しいと信じた道。
でも、ご両親の当時の本当の気持ちは聞いていなかったかも・・・と打ち合わせ時に仰った一言を聞き、答え合わせをすることを決めました。
当日のその空間は言うまでもなく、親子の愛すべき時間で満たされていました。
Reception
披露宴で大事にしたこと
県外からお越し下さるご友人の皆様に奈良らしさを感じて頂けるよう、お料理にも地元の食材をふんだんに使っておもてなし。
今回の祝宴はご新婦様のご親族とご友人のお集まりのため、初めてお会いになる新郎様とお写真を撮影したりしながら、ゆったり親交を深められました。
パーティーの後半は新郎新婦からダンスのプレゼントがあり、会場の温度はピークに。
途中、おじいさまとバトンタッチ。照れながらも凛々しく踊るおじいさま。
遠く離れた場所にいても、家族の絆は変わらない。いつでも帰って来られる場所があることの幸せを
おふたりのダンスが教えてくれる、そんな素敵な時間でした。